Hero画像

Godot

ゴドー

Godot(ゴドー)は、2Dや3Dのゲームが開発出来る本格的なゲームエンジン(ゲームを簡単に開発するためのツール)です。GDScriptやC#、C、C++といったプログラミング言語を用いる事でゲームを作る事が出来ます。Godotは、他のゲームエンジンに比べ機能が比較的シンプルで、比較的簡単なプログラミング言語であるGDScriptが使えます。ですので、Godotは本格的ながらも初心者にも優しい開発エンジンとなっています。

Godotでの開発

下記のような工程を経て作品をつくっていきます。

シーン・ノードの作成画面

シーン・ノードの作成

godotではゲーム内で使う「もの」(部品)をノード、ノードをいくつかまとめた「もの」をシーンと言います。まずはゲーム内に登場する「もの」を定義します。

ノードの画像設定画面

画像の設定

各ノードに画像(アニメーション)やテキストを設定します。

ノードの位置設定画面設定画面

位置の設定

各ノードに位置や、大きさなどを設定します。

ノードの音設定画面

音の設定

各ノードに効果音や、背景音楽を設定します。

シーンへのプログラム画面

シーンへのプログラム

各シーンへプログラムを書き込みます。プログラムでノードを操作することで、ゲームの最中に画面を変えたり、音を変えたりします。

矢印のアイコン

開発例

味方キャラクターを操作して、敵キャラクターから逃げるゲームです。公式のチュートリアルで作れるゲームですが、少し改良してタッチ操作もできるようにしたので、スマホやタブレットでもプレイできます。パソコンでは矢印キーで、スマホやタブレットでは画面ドラッグで味方キャラクターを操作できます。

ゲーム制作の本質

ゲームやロボットを作成する際には、作りたいゲームやロボットがどんな要素で出来ているかを理解する必要があります。例えば、「どんな部品を使うのか」、「どのように部品を動かせるようにするのか」などです。この要素を分解するというのは、数学の因数分解などの考え方と同じです。単にゲームを作っているように見えますが、本質的には物事を分割して考える能力を養う事に繋がっています。